Photog by Peter Vidani
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今日の日経朝刊6面に「保護主義頼み」で高度経済成長を牽引したアルゼンチン大統領が再選したと報じています。製造業をしっかり育てる、ただしかなり強引な政策ですが過去数年、思いっきり成長しています。

国を開かなければ日本は終わるとか言っている人たちはこれを見て何を思うか?




具体的内容は以下のようなものです。


・昨年急死した夫のキルチネル前大統領が就任した03年以後、
年率7%を超す高い経済成長を保ってきた実績が評価され、
フェルナンデス大統領が選挙で圧勝。


バイクは国産2台につき輸入車1台までしか販売できないなどの規制
(二輪車の市場規模は年70万台。イタリアとフランスの合計に匹敵)


自動車各社には輸出入額均衡を要請
「独フォルクスワーゲンなどアルゼンチンに工場を持つ企業は隣国ブラジルなどへの輸出を確約。  問題は輸入だけの企業。日産自動車はアルゼンチン産ワインを輸出する計画を提出。韓国の現代自動車や独ポルシェの代理店も、農産品の輸出を条件に輸入許可を得る。」

→なんと、「輸入許可」ですと!物凄い非関税障壁ですね、
野田総理大臣閣下!
国を閉じる方向に舵を切って、アルゼンチンは絶賛成長中!



・電子産業の保護育成

「政府は最南端のフエゴ島では、電子産業の集積を進める。関税などで輸入障壁を高くする一方、同島では間接税(21%)を免除。携帯電話の場合、「モトローラ」ブランドなどの端末が生産され、1~9月の生産台数は10年通年(約500万台)を上回る850万台に達した。電子産業全体の雇用者は1万人と08年の2倍に増えた。」

→なんと、輸入障壁を高くして、優遇税制とな!
そこはかとなく、補助金で太陽電池産業をほんの数年で世界最大にした中国
を彷彿とさせる国家資本主義ぶりを遺憾なく発揮!


いかがですか?TPPおばけの前原政調会長どの!


・人間だけでなく、国家も万事塞翁が馬。破綻していたのが幸い

「アルゼンチンは01年のデフォルト以後、国際金融界から孤立している。これが結果として、08年の金融危機や現在の欧州債務危機の影響を和らげる幸運もあった」

→国際金融界と密接過ぎる韓国も一度スパッとデフォルトして国際金融界と
縁を切ってしまったほうが良いかもしれませんぜ、李明博大統領閣下!


でも、もしそうする場合は日韓通貨スワップ協定を発動する前にして頂ければ
幸いです。


・しかし、良いことばかりでもありません。

「ブラジルは現在、景気が減速局面にあり、9月には一時、通貨レアルが急落した。(アルゼンチン)ペソは割高になりつつあり、競争力を懸念する声も広がってきた」

→輸出振興も良いですが、もっと国債刷って内需拡大をしてみても良いかも
知れませんぜ、フェルナンデス大統領閣下!
え?破綻が怖いって?
大丈夫、ドルじゃなく、ペソで刷っている限り。
なに?今度はハイパーインフレが怖いって?
昔はいざしらず、
こないだの破綻(01年)ではちっともハイパーじゃなかった
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-408.html参照)
じゃないすか。

製造業を育て、あとはエネルギー産業にも気を使えば、
まずハイパーインフレになんてなりやしませんぜ。

だって、ハイパーインフレは単なる物不足ですから。
物不足にならんようにするためにだけ国債を刷りゃいいんすよ。

農業は強いんだから、あとはエネルギーと工業っすね!

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